クリニック
血液透析

当院では、電子カルテによる透析システムを導入しコンピューターで集中管理するとともに、透析液清浄化により純度の高い透析液を使用し、血液透析(HD)、血液透析ろ過(オンラインHDF)、間歇補充型血液透析ろ過(IHDF)による治療を実施しています。透析室には医師・看護師・臨床工学技士の透析専門のスタッフが在籍しています。

腎臓内科医常勤2名、非常勤2名、また長崎大学病院腎臓内科から2名が非常勤として診療にあたっています。透析スタッフのうち、透析技術認定士7名、認定血液浄化臨床工学技士6名が患者さんへのケアと指導にあたっています。管理栄養士2名による積極的な食事指導・栄養カウンセリングは、透析に関する高度な知識と経験をもとに、患者さん一人ひとりに適切なサポートを提供しています。

透析室内には介護対応室5ベッドも備えており、介護度が高い患者さんでも安心して透析を受けることができます。常に職員1名が付き添い、必要な介護やサポートを提供しています。また、高齢化や糖尿病患者さんの増加に伴い、血管が脆く・細くなり易い傾向があり、針を刺すことが難しいケースが多くなってきています。当院では透析室にポータブルエコー3台を常備し、穿刺困難例へ安全で正確なエコーガイド下穿刺を実践しています。

通院に関しては、利用条件の規定がありますが、当院では患者さんの利便性を考慮し、無料の透析送迎便を運行しています。これにより、患者さんが交通の負担なく通院できるよう支援しています。当院の目標は、透析患者さんがいつまでも元気に自分らしく生活できるようにすることです。専門のスタッフによる様々な取り組みを通じて、患者さんの健康と生活の質を向上させることを目指しています。また旅行や帰省などによる臨時透析も受け付けておりますので、希望される場合は専用フォームから御入力ください。

旅行透析

透析室について

透析前後は、コミュニティホールでゆっくりと過ごしていただけるなど快適な環境づくりをしています。

ベッド数84床(第1透析室44床、第2透析室34床、介護対応室5床、個室1床)
・うち1台個人機(各ベッドに個人用テレビ有り)、ケーブルTV付き
・透析室内Wi-Fi利用可能(詳しくはスタッフまでお尋ねください)
治療方法血液透析(HD)、血液透析ろ過(一部オンラインHDF対応可)、
間歇補充型血液透析ろ過(IHDF)
スタッフ医師、看護師、臨床工学技士、看護助手、管理栄養士など
慢性腎臓病療養指導看護師 1名 
認定血液浄化臨床工学技士 6名
透析技術認定士 7名

透析スケジュール

09:00 ~ 14:00
14:00 ~ 19:00
17:00 ~ 23:00

透析食

透析食のポイントとなる、エネルギー・たんぱく質・塩分・水分・カリウム・リンを考慮したお食事で、その方に合った食事形態にも対応しています。素材やおいしさに気を配るのはもちろんのこと、目で楽しみ、目で味わっていただけますように、食器は陶器を使用して盛り付けにも手間をかけるなど、心のこもった食事(1食660円)を提供しています。 

学会情報

1.コロナ禍での食事提供中止に伴う栄養状態の変化
2023/6/18「第68回日本透析医学会学術集会・総会」
発表者:山崎 結奈

1.当院における透析中運動療法の取り組みと評価
2023/9/17「第4回九州CKD看護研究会」
発表者:大田 彩華

1.当院における透析中運動療法の取り組みと評価
2023/11/26「第55回九州人工透析研究会・総会」
発表者:松谷 菜央

1.預託型SPDを用いたダイアライザ在庫管理における効率化の検討
2024/2/4「第50回長崎県人工透析研究会」
発表者:川上 愛代

1.亜鉛補充療法により銅欠乏性ミエロパチーを来した維持透析透析患者の2例

2024/6/8.9「第69回日本透析医学会学術集会・総会」
発表者:鳥越 未来

2.透析通信システムとExcelを活用した医療業務の効率化
発表者:升田 政道

1.低栄養透析患者へのPMF21A使用は血清アルブミン値を改善させる

2024/12/15 「第56回九州人工透析研究会・総会」
発表者:森口 莉以良

1.テナパノル塩酸塩錠副作用の下痢発生率と患者目線の適した服薬方法の検討

2025/3/2「第51回長崎県人工透析研究会」
発表者:中村 青空

1.低栄養アセスメントシートを用いた低栄養透析患者への介入

2025/6/28「第70回日本透析医学会学術集会・総会」
発表者:吉田 美子

2.ナルフラフィン効果不十分例にジフェリケファリンは有効か?
発表者:松下 哲朗

IHDFへ変更で得られた効果

IHDFへ変更で得られた効果について(2019-09-19/ 165KB)

透析123 ホームページVol.70(2019-07-03/177KB)

透析123 ホームページVol.69(2019-04-04 / 128KB)

透析123 ホームページVol.68(2019-01-07 / 111KB)

運動療法のお知らせ

運動療法ポスター(2018-09-14/ 120KB)

よくある質問

透析の内容は?

夜間透析の対応、オンラインHDF/IHDFも対応いたします。(84台の透析装置あり)

医師・透析スタッフにて対応しております。

透析のクールはどうなっていますか?

月水金は午前(9時~14時)と夜間(17時~23時)

火木土は午前(9時~14時)と午後(14時~19時)といたしています。

入院やリハビリはできますか?

有床診療所ですので、病状の悪化時は入院も可能です。

また、PT・OTなど専門のリハビリスタッフによる外来リハビリもご利用いただけます。

透析合併症には対応できますか?

循環器疾患、呼吸器疾患、整形外科疾患が特に多い合併症です。

透析専門医のみならず、透析の合併症に対応するための循環器専門医、呼吸器専門医、整形外科専門医が常勤していますので、院内で速やかに対応することができます。

その他透析室内の設備はどのようなものがありますか?

各透析ベッドに個人用のテレビがあり、透析治療中にご利用頂けます。

インターネットを利用される場合は、Wi-Fiもご利用いただけます。

透析後の休憩や食事のためのコミュニティーホールには、フットマッサージチェアを設置しています。

(いずれも無料でご利用いただけます。)

車で行きたいのですが、駐車場はありますか?

透析患者さん優先の無料駐車場がご利用いただけます。

通院の公共交通の便が悪いのですが、送迎はありますか?

一定の基準を満たす方は、透析の際、
無料の送迎便がご利用いただけます。

老後が心配なのですが?

介護が必要な方のための介護対応室を透析室内に設け、介護が必要な方もお元気な方も気持ちよく透析をうけられるよう配慮しています。

ご自宅で生活ができなくなった場合、同じ建物内に介護が必要な方の有料老人ホームがあります。また、関連施設として認知症対応入居施設もあり、無料で送迎いたします。

自主機能評価

自主機能評価指標(透析)日本透析医会の自主機能評価に基づく(令和6年5月現在)

Ⅰ.施設の状況
1.施設の設備
施設の種別有床診療所
病床数19床
透析ベッド数84床
2.施設の機能
準夜透析の可否(21時以降終了)一部曜日可
透析室の終了時間23時
オーバーナイト透析の可否(日をまたがる透析で6時間透析以上)不可
在宅透析の可否不可
オンラインHDFの可否
シャント手術の可否不可
PTAの可否
障害者自立支援医療機関かどうか自立支援医療機関である
処方の区分(院内処方・院外処方)院外処方
腎代替療法実績加算の有無ある
下肢末梢動脈疾患指導加算の有無ある
3.医療スタッフの状況
透析に関わる医師数常勤:6人 
非常勤(週1回以上勤務):8人
透析医学会員の医師数6人
透析専門医の人数4人
透析技術認定士の人数8人
透析に関わる看護師数常勤:18人 
非常勤(週1回以上勤務)1人
腎不全看護認定看護師の人数0人
慢性腎臓病療養指導看護師の人数2人
透析に関わる臨床工学技士数常勤:14人
血液浄化専門臨床工学技士の人数1人
認定血液浄化臨床工学技士の人数7人
透析に関わるメディカルソーシャルワーカーの人数常勤:2人
非常勤(週1回以上勤務):2人
管理栄養士の人数常勤:2人
Ⅱ.患者の状況
外来HD患者数235人
外来PD患者数0人
外来透析患者に対する後期高齢患者の比率42.20%
Ⅲ.治療指標(外来HD患者対象)
腎性貧血管理(Hb10.0g/dl以上の比率)85.7%
P値管理(P6.0mg/dl以下の比率)70.50%
PTH管理(i-PTH240pg/ml以下の比率)79%
透析時間(4時間透析患者の比率)90.60%
透析時間(5時間透析患者の比率)4.50%
透析時間(6時間以上の患者の比率)0%
透析量(Kt/V=1.2以上の比率)89.30%